世界の米めん

『ビーフン』は漢字にすると『米粉』と書きます。文字通りお米でできためんを表しています。
ビーフン協会では『ビーフン』について≪主原料にコメ粉を50%以上使用し、麺状に加工したものを総称≫と基準を定めており、その基準に沿っためんを『ビーフン』と呼んでおります。しかしこの『ビーフン』という言葉はカタカナ表記になっているようにもともと日本語ではありません。閩南語(ビンナンゴ:広義で福建省南部、台湾、シンガポールなどで話される言語)でお米のめんを『bí-hún / ビーフン』と発音し、日本でも同じ呼び方で広まりました。今回はお米の文化と深くかかわりを持つアジアで米めんがどのように呼ばれているかを紹介します。

*2015年に日本国内でビーフンを製造している会社や海外から輸入販売している企業で自主基準に則ったビーフンにのみ「ビーフン協会認定品マーク」を記載し、ビーフンの普及に努めています。
シューイチ | 世界の米めん

中国

●細めん:ビーフン、ミーフン、マイフン、ミーシェン
◆平めん:河粉(ホーファン)、粿条(クエティオウ)

タイ

●細めん:センミー
●細めん:カノムチン(発酵生地使用)
◆平めん:クイッティオ(幅が狭いめん:センレック、幅が広いめん:センヤイ)
◆ワンタン状:クイチャップ

ベトナム

●細めん、中太めん:ブン
◆平めん:フォー(南部の幅が狭いめん:フーティウ)

ラオス

●細めん:カオプン(発酵生地使用)
◆平めん:カオ ピアック セン(太めん)
◆平めん:フー

カンボジア

●細めん、中太めん:ノム・バンチョック(発酵生地使用)
◆平めん:クイティウ

ミャンマー

●細めん、中太めん:モヒンガー(発酵生地使用)
◆平めん:カソエ

インドネシア

●細めん:ビフン
◆平めん:クエティアウ

マレーシア

●細めん:ビーフン
◆平めん:クイティオ

南インド・スリランカ

●細めん:イディアッパム、ストリングホッパー

フィリピン

●細めん:ビホン

英語圏

ライスパスタ、ライスヌードル、ライススティック、ライスバーミセリ

※めんの製法
  細めん、中太めん=押出し方式
  平めん=麺帯方式

各国での呼ばれ方で、中国南部が発祥といわれるビーフンが各国にどのように伝わったかの想像が膨らみます。
それぞれの国で米めんは炒め物や汁物、和え物として食べられています。それぞれの国に行く機会や、日本でも各国の料理店で是非お米のめんのメニューを注文してその違いも楽しんでみてください。メニューにつきましてもまた紹介できればと思います。

シューイチ | ビーフン?はるさめ?

第1弾「ビーフン?はるさめ?」はこちら