Be-fun Labo
ビーフン・ラボ
ビーフンやケンミン食品について、お役立ち情報をお伝えしてまいります。
おいしい焼ビーフンのレシピ!作り方を、動画・画像付きで徹底解説。
ケンミンキッチン講習会では毎回皆さまとお作りしております「焼ビーフン」。
今回はそのレシピの秘密を一挙公開!講習会でしかお伝えしていないポイントなどもご紹介します!
ここにしかない情報も盛り込みましたので、ぜひ、ご覧ください!
焼ビーフンのおいしさの秘訣
★ めんのもちもちした食感
★ パラっとした仕上がり
★ ビーフンや具材の香ばしさ
これらの秘訣を引き出すポイントをこの後、ご紹介していきます。
焼ビーフンを作る際のよくある失敗例をご紹介しておきます。
“よくある失敗”のご紹介
・ビーフンがだんご状に固まってくっつく。
・フライパンに焦げ付く
・めんが短く切れる
これは“ビーフンから溶け出したでん粉”が原因です。ビーフンから溶け出したでん粉が熱され、糊(のり)の役割をすることでビーフンがだんご状に固まったり、でん粉が焦げて、フライパンに焦げ付いたり、焦げ付くことでめんが切れやすくなります。
“でん粉”が溶け出す仕組み
「 “水分” + “高温”」が合わさったときに、ビーフンから“でん粉”が溶け出します。
ビーフンをゆでるときにゆで水が白濁するのはでん粉などが溶け出すためです。おいしい焼ビーフンをつくるには、この“ビーフンから溶け出すでん粉”を極力抑える必要があります。そのことを踏まえて調理のポイントをご紹介していきます。
材料( 1人前 )
ケンミンお米100%ビーフン | :50 g |
豚ばら薄切り肉 | :30 g |
キャベツ | :1 枚(約45 g) |
にんじん | :1/8 本(約20 g) |
にら | :1/10 束(約10 g) |
白ねぎ | :10 ㎝分(約25 g) |
A粉末中華調味料 | :小さじ 2/3(約1.7 g) |
Aこいくちしょうゆ | :小さじ 1/2(約3 g) |
A塩・こしょう | :少々 |
B米油 下ごしらえ用 | :大さじ 1/2 |
B米油 炒め用 | :大さじ 1/2 |
1ビーフンの下準備
下準備する目的は、ビーフンを先に焼いて水分を飛ばすことで、
★ベタつかない調理しやすいビーフンにする!
★モチっとした食感のビーフンにする!
★お米の香りを引き出す!
①ビーフンを4分間ゆでる
★ポイント★
お湯を沸騰させすぎない!
パスタをゆでるように沸騰させすぎると、ビーフンのでん粉が溶け出す原因になります。
②ビーフンをしっかり冷やす
ビーフンのぬめりを水でしっかり洗い流します。
③水をしっかり絞る!
★ポイント★
水気をしっかり取る!!
めんを炒めたときに、ビーフンからでん粉が溶け出さないようにします。パラっと仕上げるために重要なポイントです。
力いっぱい絞ってもめんは切れません。
したたる水がなくなるまで絞るとベスト!
水気があると、ビーフンからでん粉が溶け出す原因となるので炒める前はビーフンの水気を十分に取るようにしましょう!
④サラダ油をビーフンに絡める
★ポイント★
火をつける前に。
熱を加える前に、ビーフンを油でコーティングするところがポイントです。
(よくある質問)
Q)サラダ油でないといけませんか?
A)サラダ油以外でも結構です。ただ、ビーフンの上品なお米の香りと野菜の香りをわかりやすくするために、香りが弱いものを選んでいます。米油や太白ごま油がおすすめです。
⑤ビーフンを薄く広げあまり触らず表面を焼く
「広げて焼く」→「“パチパチ”と音が鳴りだしたら混ぜる」→
「広げて焼く」→「“パチパチ”と音が鳴りだしたら混ぜる」を
“パチパチ”と音が常になる状態まで、繰り返します。
最初“パチパチ” 音がしないのはビーフンの水分が多いサインです。
ビーフンから適度に水分が抜けて、ビーフンが軽くなった感じがしてきたら取り出すベストタイミング。
焼きすぎると今度は、表面が傷んで糊になり、団子状になってしまいます。
★ポイント★
できるだけ触らない!
フライパンと接している時間にばらつきが出て、仕上がりにむらがでたり、時間がかかります。
触らずにいる方が早くおいしくできあがります。
野菜を炒めるときも同様です。
⑥ 一度、器に取り出す
2炒めと仕上げ
目的は、
★香ばしい焼ビーフンに仕上げる!
①フライパンに油を入れ、よく熱してから豚肉を炒める
【豆知識】油がよく熱されたかの見極め方
油を引いたフライパンを傾けたときに、油が水のようにサラサラと流れたら、フライパンが十分に熱されたサイン。
十分でないときは油がとろっとします。
②野菜を加え、しっかりと焼く
★ポイント★
できるだけ触らない!
ビーフンを炒めたときと同様にあまり触らない!
焼きむらを防ぎ、しっかりと野菜に熱が加わります。しっかりと焼く!
しっかりと焼くことで具材が香ばしくなり、その香ばしさが油に移ります。香ばしい油がビーフンにしみこむことで焼ビーフン全体が香ばしく仕上がります。
③下準備したビーフンと炒め合わせる
香ばしい具材の風味をビーフンにしみこませる
★ビーフンのほぐし方★
“混ぜる”ではなく、ビーフンを“ほぐす”こと
ビーフンと具材を全体的に混ぜるのではなく、箸でめんを細かくゆすって、“ほぐす”イメージ。
④中華調味料、塩コショウで味付け
★パラパラのビーフンに仕上げるポイント★
水分の少ない調味料を選ぶ!
粉末調味料がおすすめ。
水分があるとビーフンからでん粉が溶け出し、団子状になる原因になります。
⑤鍋肌にしょうゆを流し入れ香り付け
★ポイント★
しょうゆを入れたら、すぐに火を止める!
しょうゆの風味はすぐに無くなってしまうので、しょうゆを入れたら、すぐに火を止めましょう!
しょうゆが沸騰したら、素早く全体を絡めましょう。
⑥器に盛り付け、完成
いかがでしたでしょうか。
自宅で本格中華のお店の味が楽しめるおいしい焼ビーフンの作り方をご紹介してきました。
ケンミンキッチン講習会でお伝えしきれなかったことも掲載しております。
ケンミンキッチン講習会では、焼ビーフンの他に「ライスペーパー」を利用した生春巻きや簡単に作れるデザートなども一緒に作っていただけます。
また、ビーフンに関する雑学のご紹介や一度に食べきれないほどのお土産もありますので、ケンミンキッチン講習会が再開した際は、ぜひ、お越しください。
過去のケンミンキッチン講習会のメニューはこちらから
https://www.kenmin.co.jp/community/cookingclass.html
「おいしい焼ビーフンの作り方」レシピも大人気公開中!!
https://www.kenmin.co.jp/recipe/37971.html
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