ブンチャーの人気ベトナムレシピと食べ方(つくねと焼肉のつけ麺)
定番のベトナム ハノイ名物のつけめん!酸味の効いたつけ汁に、しっかり味つけされたつくねと焼肉、ビーフンをつけてお召し上がりください。
ベトナムでは、油気の多い肉などは、添えているパクチーやレタス、ミントなどの生野菜と合わせてさっぱり食べます。
つけ汁の味の邪魔をしない、プリっと食感の「お米のめん」だからこそ、美味しく仕上がるレシピです。
今回は冷やした つけ汁なので、食欲が落ち気味になる夏でもスルスルと食べられます。
【ブンチャー】とは
ベトナム北部のハノイが発祥といわれており、
ベトナム語で「ブン(Bún)」=米麺、「チャー(chả)」=つける を意味します。
ゆでた細い米麺を、炭火で焼いたお肉や野菜と一緒に甘酸っぱいつけ汁につけて食べる、ベトナムのつけ麺のことです。
ベトナムのブンチャー店では、オプションメニューとして揚げ春巻きが置いています。(Bún chả giò)
【ブン(Bún)とフォー(phở)の違い】
2つとも同じお米から作られた麺ですが、
フォー(phở)は平打ち麺のつるんとした食感が特徴的で、鶏だしや牛だしベースのスープの中に入っていることが多い。
ブン(Bún)は切り口が丸い細麺でぷるんとした食感が特徴的で、ナンプラーをベースとした酸味や甘味が特徴のつけダレにつけて食べることが多い。
材料(2人前)
お米100%ビーフン:75g(1/2袋) | |
---|---|
■焼き肉 | |
豚ばら肉(ブロック):150g | |
にんにく:1片(5g) | |
ナンプラー:大さじ1(18g) | |
はちみつ:大さじ1(20g) | |
塩こしょう:適量 | |
■肉団子 | |
豚ひき肉:150g | |
たまねぎ:1/4個(50g) | |
にんにく:1片(5g) | |
パクチーの茎:大さじ1 | |
ナンプラー;大さじ1(18g) | |
塩こしょう:適量 |
■つけ汁 | |
---|---|
にんじん:2㎝分 | |
大根:2㎝分 | |
【A】砂糖:大さじ2(18g) | |
【A】酢(レモン汁):大さじ2(30g) | |
【B】にんにく:1片(5g) | |
【B】赤唐辛子:1本 | |
【B】ナンプラー:大さじ2(36g) | |
【B】水:200㏄ | |
■付け合わせの野菜 | |
レタス・ゆでもやし・パクチー・ミントなど |
作り方
2
5
■ビーフン
沸騰したお湯にビーフンを入れ、4分ふつふつとした火加減でゆでる。ザルに取り、流水で洗いながらしっかり冷やす。ビーフンをしっかりしぼり、水気をよくとる。
●ビーフンのゆで方についてはこちら
●動画で詳しく解説
ひとさじ
メモ
つけ汁を少なくして、冷麺のように和えめんとしても楽しめます。
余ったつけ汁は、サラダのドレッシングの代用や、お肉を焼く時の下味としても使えます。
揚げ春巻きを添えても美味しいです。
お米100%ビーフンの代わりに、ライスパスタを使用すると、太麺で味わえます。
■食べる前に知っておきたい!ベトナムの食べ方マナーについて
1. 麺は すすらない。
ベトナム人は欧米と同様に、”めんをすする”という習慣がないため、すすれません。器に口をつけてスープをすすることは、ベトナムでは行儀が悪いとされています。
麺は、配膳の際に渡されるスプーンやレンゲに一旦のせ、音を立てずに食べるそうです。
2.どんぶりは 持ち上げない。
丼を持ち上げてスープを飲む、というのは絶対にしないそうです。
一日一レシピ編集長 獅子原
管理栄養士の資格を持つ。調理方法が面白く手軽なレシピ開発を得意とし、自ら動画の編集などもこなす。イケボ声優好きで、好きな食べ物は鯵の南蛮漬け。
出演歴:2024年読売テレビ「ピーチCAFE」、2023年NHK「あさイチ」 ライスペーパーの達人、2023年eo光チャンネル「ナジャ・グランディーバのチマタのハテナ」
https://www.kenmin.co.jp/