ビーフン解体新書
ビーフンは”米粉”と書くその名の通り、原材料はお米。
中国南部が発祥の地と言われ、台湾・東南アジアなどお米の産地に普及していき、常食されるようになったんだ。世界のお米は大きく分けるとジャポニカ米インディカ米の2つ。
日本で通常食べられているお米はジャポニカ米。ジャポニカ米はお米そのものの旨みを味わえる「ごはん」として食べられてきたのに対し、インディカ米を食べている地域ではお米のパサパサ感を生かして「チャーハン」や「米の粉」を利用した麺「ビーフン」の料理が発達していったんだ。
そんなビーフンが日本に来たのは1950年。
ただ日本には古くからそば、うどん、そうめんなどのライバル麺類に加え、戦後にはラーメン、パスタなどにルーキー麺類が急成長。ビーフンは味付けや調理の手間などでなかなか定着しなかったんだ・・・。
これを一挙に解決したのが、ケンミンの即席焼ビーフン!
あらかじめ麺に味付けをすることで調味料不要・茹でもどし不要の画期的な商品が生まれたんだ。
日本におけるビーフン市場は約7,700t。(日本税関2018年ビーフン輸入量)
このうちの約60%がケンミン食品というんだから驚きだろう?
「米の粉」を使った麺はビーフンの他にもあるのを知ってるかい?
「セン・ミー」「クイッティオ」「フォー」などは、みんなビーフンの仲間。名前も違えば、太さも様々だが、ポピュラーな主食として各地で愛されているってわけ。
ビーフンは油を使った処理をしていないから酸化の心配もなく長期保存OK!あと水分を吸う性質があるから、野菜の旨みをたっぷり閉じ込めたヘルシーな料理も簡単に作れちゃうっていうところも、女性に好かれる理由のひとつなんだ。汁ビーフン、サラダなど色々な調理方法でオリジナル料理に挑戦してみてくれ!