投稿日:2023年2月27日

ついに大台の1万トンを突破 2022年 ビーフン・フォーの輸入量※1が過去最高※2を記録!

~ビーフンシェア1位※3のケンミン食品も過去最高の輸入量に~

通関統計によると、2022年1月~12月のビーフンに代表されるコメを主原料にしためんの輸入量は、10,159tとなり、2021年の8,418tと比較し120.7%と伸長し、過去最高となりました。内訳をみると、1位のタイが5,907t(前年4,891t/対前年比120.8%)、2位のベトナムが3,837t(同3,157t/同121.5%)となりました。
業界シェア1位※のケンミン食品(兵庫県神戸市・代表取締役社長:高村祐輝)は、4,848t(同3,967t/同122.2%)となり過去最高※の輸入量となりました。
※1「ビーフン、フォーの輸入」は、以下の統計品目番号をとりまとめたもの
【1902.19-010 ビーフン(加熱による調理をし、詰め物をし又はその他の調製をしたものを除く)】
※2「過去最高」とは、比較可能な 1988 年以降のデータを基礎として比較したもの。
※3通関統計ビーフン類2022年1~12月シェア47.7%

ビーフン・フォー輸入通関統計

ビーフン調理イメージ

ビーフン調理イメージ

フォー調理イメージ

フォー調理イメージ

ビーフン・フォー市場(輸入量)伸長の背景

輸入量が増えた要因は、コロナ感染拡大以降、リモートワークの普及や家庭内調理機会の増加により、健康志向・簡便志向が浸透し、野菜とともに食べることが多い、また簡単に調理できるケンミン焼ビーフンに代表されるビーフン料理が多くの方に普及できたことが挙げられます。また、2022年春から始まった小麦価格の急激な高騰により、米・米粉商品への関心が高まったことや、海外に行くことができない環境下で手軽に食べられるエスニック料理の流行などが市場を伸長させたと考えます。
ケンミン食品では、基幹商品の「ケンミン焼ビーフン」が対前年119%と伸長し、過去5年で112%となりました。
また小麦高騰の影響やコロナ禍を機とする健康意識の高まりからグルテンフリーへの関心が高まり、「ライスパスタ」が111%、過去5年間で226%伸長し、過去最高売上となりました。
2023年も喫食機会の増加が見込まれ、市場拡大が続くと考えます。

ライスパスタ販売数

ライスパスタ
ライスパスタ

ケンミン食品とは

1950年神戸創業のビーフンメーカー。1960年発売の『ケンミン焼ビーフン』は『最も長く販売されている焼ビーフンブランド』。国内ビーフン市場の約50%のシェアで日本一。創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。近年、グルテンフリーがトレンドの欧米にも輸出し親しまれている。2018年地域未来牽引企業、2020年ひょうごオンリーワン企業に認定。明治安田生命J1リーグヴィッセル神戸のオフィシャルスポンサー。J2リーグ藤枝MYFCユニフォーム・パンツパートナー。

https://www.kenmin.co.jp/

おかげさまで2022年に創業72周年を迎えました ケンミン食品

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