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投稿日:2021年3月24日
食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」
ケンミン食品参画後、初の5社協同開発の食物アレルギー配慮レシピを発表
第7弾のテーマは「親子で楽しむ手作りメニュー」
3月24日より各社ホームページにて順次公開
食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー5社【オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品※五十音順】は、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいます。わたしたちは、この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。
このたびプロジェクトAでは、1月に本活動に参画したケンミン食品を迎えて初めて5社で、食物アレルギー配慮レシピを協同開発しました。ご提案する商品やメニューの幅を広げ、より利便性の向上や食卓の充実へのお役立ちを目指します。レシピは3月24日より各社ホームページで順次公開します。
3月下旬は学校や幼稚園が春休みに入り、子どもが家庭で過ごす時間が多くなる時期です。そこで、子どもがお手伝いをしながら楽しく料理ができるように、「親子で楽しむ手作りメニュー」をテーマにレシピを開発しました。おうち時間が楽しめる、合計6品のレシピを公開します。


上記2点:メニュー一例
レシピテーマ
「親子で楽しむ手作りメニュー」
レシピのこだわりポイント
※レシピ詳細は資料参照
- 特定原材料7品目(*1)不使用です。 (*1)卵・乳・小麦・そば・落花生・(*2)えび・かに
- 子どもが楽しくお手伝いできる工程があります。
- 見た目にも楽しいプチハレメニューを揃えました。
(*2)使用商品中の海苔については、えび・かにの生息域で採取しています。
プロジェクトAのレシピ協同開発背景
お客様の声の中でも、「食物アレルギーに配慮した食事を作る際には、使用できる食材が限られるため、メニューの数やレパートリーを増やすことが大変」というお声が特に多かったことを受けて、各社商品を使用することで広がる‟バリエーション”を訴求したレシピ開発をすることになりました。
≪これまでのレシピ≫
- 2019年1月 「卒業シーズン・新学期に家庭料理でもてなすパーティーメニュー」をテーマに、春レシピ6品を発表
- 6月 「夏の思い出づくり」をテーマに、夏レシピ11品を発表
- 8月 「行楽シーズンの秋にぴったりなわくわく弁当」をテーマに、秋レシピ12品を発表
- 11月 冬のイベントにぴったりな「わいわいメニュー」をテーマに、冬レシピ6品を発表
- 12月 受験シーズンにおすすめ「応援メニュー」をテーマに、応援レシピ3品を発表
- 2020年2月 これまで協同開発したレシピをまとめ、「食物アレルギー配慮 レシピブック」を作成
- 9月 調理機会増加の中でのお悩み解消へ「簡便&アレンジ広がる」をテーマに、簡便&アレンジレシピ8品を発表
レシピ公開場所
本レシピは、5社それぞれのホームページやSNS上で3月24日より順次公開いたします。
URLリンク①オタフクソース株式会社
https://www.otafuku.co.jp/product/otafuku_allergy/pja/
URLリンク②ケンミン食品株式会社
https://www.kenmin.co.jp/recipe.html
URLリンク③株式会社永谷園
http://www.nagatanien.co.jp/
URLリンク④日本ハム株式会社
https://www.food-allergy.jp/projectA/recipe/
URLリンク⑤ハウス食品株式会社
https://housefoods.jp/products/special/allergy/index.html
今後の活動予定
5社による「プロジェクトA」は、今後も食物アレルギーに関する情報発信や啓発活動、商品の普及活動など連携しながら活動していきます。活動スケジュール詳細につきましては、決定次第順次お知らせします。
資料
参考 食物アレルギーに配慮した各社主要商品の一覧
プロジェクトA参画企業の「食物アレルギー配慮商品」の一部をご紹介します。

オタフクソース株式会社
- 2008年に「1歳からのお好みソース」を発売。同商品をはじめ、「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」を使用しない離乳食を終えた子供向けの「1歳からのシリーズ」は、現在では7アイテムを展開。
- お好み焼・たこ焼、トンカツなど子供から大人まで人気のメニューを、卵・乳・小麦を使わないでつくれる「KAKOMUごはんシリーズ」は2018年より、野菜と果実を贅沢に配合した濃厚な味わいの「お好みソース野菜と果実」は2021年より販売。これらは1歳からのシリーズ同様、上記7品目の原材料は不使用。

ケンミン食品株式会社
- 1950年の創業当初から「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」を使用しない、お米100%のビーフンにこだわり製造。2006年頃から食物アレルギーに関する取組を開始し、2008年にはライスパスタを発売。2020年にはパッケージデザインを「お米のめん」ブランドとして統一。
- お米のめんシリーズはもちろん、ライスペーパーやフォー、えんどうでん粉100%はるさめなどは小麦不使用で、FSSC22000品質管理システムなど高い品質レベルのもと製造しており、掲載商品すべてがグルテンフリーの商品。

株式会社永谷園
- 2003年、誰でも食べられるおいしい商品を目指し誕生した「A-Label (エー・ラベル)シリーズ」は「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」の原材料は不使用。現在、レトルトカレー、ふりかけなどを販売。
- また、同時期に発売した「アンパンマンミニパックカレー ポークあまくち」は、「乳・小麦・卵・そば・落花生・大豆」不使用のカレー。7種の野菜入りで、温めず、そのままご飯にかけていただくこともでき子供に人気のキャラクターのパッケージを展開。この他、まぜこみごはんの素、粉末タイプのカレールーなど食物アレルギー配慮商品は14アイテムを販売。

日本ハム株式会社
- お客様相談窓口に届いたお客様の切実な声をきっかけに、1996年から食物アレルギー対応食品の研究・開発に取り組む。「おいしさに安心をそえて」というコンセプトのもと、「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」不使用の食物アレルギー専用工場で製造している「みんなの食卓シリーズ」を販売。
- 食物アレルギー対応商品として、ハム、ウインナー、ハンバーグなどの食肉加工品から、山形県酒田産米粉を使用した米粉パンなどを幅広く展開。2021年より「国産にんにく薫る切れてるベーコン」と「玄米粉入りまあるいお米のパン」を発売。

ハウス食品株式会社
- 「食物アレルギーの子供と、大人も一緒においしく食べられる」をコンセプトに、ロングセラーブランドを冠したカレーやシチューを提供したいという想いから「小麦・乳・卵・落花生・そば・えび・かに」を使用しない調理型カレーやシチューの開発を開始。
- 2014年に「特定原材料7品目不使用シリーズ」のバーモントカレー<中辛>、シチューミクス<クリーム>を発売。現在では完熟トマトのハヤシライスソース、はじめて食べるバーモントカレーやさしい甘口も販売。