投稿日:2019年12月26日

主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始

世界オンリーワンの味付き即席ビーフン商品の世界販売戦略をスタート

* 自社調べ

ケンミン食品株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:高村祐輝)は、主力の看板商品である「ケンミン焼ビーフン」を初めて海外輸出し、2020年1月1日より全米での販売を開始いたします。「ケンミン焼ビーフン」は味付きの即席ビーフン商品として世界オンリーワン商品であり、「世界一手軽に美味しく料理できるビーフン商品」として、当社の海外戦略商品と位置づけ、世界に向けた販売のスタートとして米国市場に投入いたします。
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
 
KENMIN Yaki Be-fun画像

背景

米国ビーフン市場は日本国内市場の約3倍の規模があるほか、小麦を使わないグルテンフリー市場が健康志向の高まりで伸張しており、米国においても当社商品が定着し、愛される商品になることを目指してまいります。また、来年発売60年を迎え、日本の市場で独自の進化を遂げた「ケンミン焼ビーフン」が、世界のビーフンとして認知されることを目標に当社の世界販売戦略をスタートさせてまいります。
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
 

海外仕様の「KENMIN Yaki Be-fun(ケンミン焼ビーフン)」の概要

日本仕様の「ケンミン焼ビーフン」と海外仕様の「KENMIN YAKI Be-fun」の違い

  1. 味付けに使用する畜肉系調味料を、魚介系調味料に置換。ただし、風味は限りなく現行品と同等。
    「ケンミン焼ビーフン」は、ビーフンに味付けを施しており、調味料不要、茹で戻し不要で、野菜や肉と炒め合わせるだけで調理できる利便性が特徴の商品です。味付けに使用する調味料には、畜肉系調味料を使用しているため、米国ではFDA(米国食品医薬品局)の基準により輸入規制の対象となり、米国への輸出ができませんでした。そこで、魚介由来の調味料に置換しながらも、味や風味が変わらないよう新開発し、米国輸出に対応しました。
     
    主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
     
  2. 醤油を、グルテンフリー醤油に置換。小麦粉表示がないオールグルテンフリー商品として開発。
    現行国内仕様で使用している醤油は小麦が使用されていますが、「グルテンフリー醤油」を採用することで、オールグルテンフリー商品として確立しました。米国グルテンフリー認証団体の認証も取得し、小麦アレルギーの方やグルテンフリーに関心のある方にも対応いたしました。
     
    主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始

 
商品名:Yaki Be-fun
内容量:65g
賞味期限:常温14か月
販売先:全米のスーパー
発売日:2020年1月1日
希望小売価格:US$3.00(日本仕様国内希望小売価格:115円)

KENMIN YAKI Be-funの想い

グルテンフリーという付加価値を付けた「世界オンリーワン」の味付きビーフン商品として、はじめに米国市場に投入してまいります。パッケージには、自社ブランドの愛称として「YAKI Be-fun」と記載し、「焼ビーフンを通して新たな食の楽しさ」を訴求し、日本のビーフン文化を世界に発信してまいります。
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
Yaki Be-fun調理イメージ
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
 

海外販売の目的と戦略と今後の展望について

「ケンミンのビーフンが世界のビーフンに」を目指して、世界オンリーワンで「世界一手軽に美味しく料理できるビーフン商品」である味付きビーフン「ケンミン焼ビーフン」を通して、世界中の人が新たな米のめんや食の楽しさを創出することが目的です。世界販売に向けた戦略として米国市場で発売を開始し、2020年に米国市場において年間100万食を目指します。日系人約50万人、ビーフン市場が日本の約3倍という米国市場で、現地の方への試食販売やSNSなどデジタルのプロモーションで訴求してまいります。また同じく、年初にドバイ向けにも出荷を開始し、現地のユニオンコープ(本社:ドバイ)にて販売を開始します。以降、香港、シンガポール、欧州への販売ルートを確立し、2030年には現在の日本国内年間販売量の約1500万食相当にあたる世界販売売上1500万食を目指してまいります。

ケンミン焼ビーフンとは

創業10年目の1960年に誕生した、「味付き即席ビーフン」で、茹で戻し不要、調味料不要で、水と具材をフライパンに入れて炒め合わせるだけで、誰でも簡単に美味しい焼ビーフンがつくれることで、日本中に「ビーフン」が広まるきっかけとなった。「その他の即席麺カテゴリー」で販売No.1(日経POSセレクション平成売上No.1)で、また、1袋タイプの袋麺商品としても販売1位(POS EYES 2018年1月〜12月調べ)。当社の主力看板商品であり、総売上高のうち10.3%を占める。「ケンミン焼ビーフン」ロゴは、サッカーJ1リーグヴィッセル神戸の2020年ユニフォームにも掲出するなど、ブランド訴求を行なっている。
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
2018年売上カテゴリー別
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
焼ビーフンのつくり方
 

ケンミン食品とは

ケンミンの焼ビーフンで知られる1950年神戸創業のビーフンメーカー。
国内ビーフン市場の約60%のシェアをもつ日本一のビーフンメーカー。社名の「ケンミン」は創業者高村健民に因み、健康(健)を皆さま(民)に提供するという理念を持つ。ビーフンの他にも、フォー、ライスパスタ、ライスペーパーなど米を原料とした加工食品を製造する専門企業である。近年、グルテンフリーがトレンドの欧米にも輸出し親しまれている。明治安田生命J1リーグヴィッセル神戸の2020シーズンユニフォーム・パンツスポンサー。
https://www.kenmin.co.jp/
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
市場シェア(日本税関2018調べ)
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始
ケンミン焼ビーフン調理イメージ
 
主力看板商品「ケンミン焼ビーフン」をグルテンフリー市場が拡大する海外へ初輸出 海外向け「Yaki Be-fun」を2020年1月より全米で発売開始