【その他】食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み
「プロジェクトA」 に新メンバー
エスエスケイフーズ株式会社が参画

食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」参加企業
食品メーカーによる食物アレルギー協同取り組み「プロジェクトA」

食物アレルギー配慮商品を持つ食品メーカー【オタフクソース、ケンミン食品、永谷園、日本ハム、ハウス食品※五十音順】は、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを活動理念とし、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいます。
わたしたちは、この協同取り組みを「プロジェクトA」と名付け活動しています。

プロジェクトAは2018年9月に活動を開始し4社でスタートして以来、2021年1月よりケンミン食品が5社目として参画、そして今回活動理念に賛同したエスエスケイフーズが4月より6社目として参画することが決定いたしました。

これまでも、プロジェクトAでは「食物アレルギーへの理解を社会に広める」ことを目的のひとつとし、講演会開催等による情報発信や、各社が持つ食物アレルギー配慮商品を活かしたレシピ開発による『調理メニューのバリエーション』と『加工食品を使用することによる調理の利便性』をご提供してまいりました。
今後ドレッシングなどを取り扱うエスエスケイフーズが参画することにより、これまで以上にお客様に喜んでいただけるメニュー提案等、活動の幅をさらに広げることができると考えております。

エスエスケイフーズ 参画コメント

このたび、プロジェクトAに参画させていただき心より感謝申し上げます。
私たちはドレッシング、マヨネーズの調味料を柱に「よりよい商品はよりよい原料から」をモットーに”ものづくり”の技術を大切にしています。
食物アレルギーをお持ちの方もそうでない方も、同じ食卓で同じメニューを楽しむことができるよう、アレルギー特定原材料8品目不使用シリーズの開発にも積極的に取り組んでいます。
これからも「志」である「おいしさの先に 健やかな未来を 共に作る」に基づき、安心安全を徹底し、参画企業の一員として、食物アレルギー対応商品である商品の製造・販売やレシピ開発などを行い、当プロジェクトを通じて、食物アレルギーにお悩みの方々が笑顔あふれる健康な生活を送ることができるように取り組んでいきます。今後ともよろしくお願いいたします。

今後は6社で連携し、毎日の食事で笑顔になれる方が一人でも多くなることを願いながら、今まで以上に「みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現」に貢献できるよう、食物アレルギーに関する情報発信や啓発活動に力を注いでまいります。

今後の活動予定

  • 2024年春、小学校向け副読本「知ろう!学ぼう!食物アレルギー~みんなで一緒においしく食べよう〜」配布
  • 6社で協同開発した新しいレシピを紹介予定

※イベント予定や活動スケジュール詳細につきましては、決定次第順次お知らせいたします。

「プロジェクトA」活動履歴

【参考】食物アレルギーに配慮した6社主要商品の一覧

プロジェクトA参画企業の「食物アレルギー配慮商品」の一部をご紹介します。

エスエスケイフーズ株式会社

エスエスケイフーズ株式会社

  • 「SSK アレルギー特定原材料8品目不使用シリーズ」は、2015年より販売を開始し、学校給食等でご使用いただいております。
  • 食物アレルギーでお悩みの方だけでなく、みんなが同じ食卓で同じメニューを楽しむことができます。

オタフクソース株式会社

オタフクソース株式会社

  • 2008年に「1歳からのお好みソース」を発売。同商品をはじめ、「卵・乳・小麦・そば・落花生・くるみ・えび・かに」を使用しない離乳食を終えた子ども向けの「1歳からのシリーズ」は、現在では7アイテムを展開。素材の味を活かし、塩味や香辛料を極力抑えた野菜と果実のやさしい甘口が特徴。
  • 2018年よりお好み焼・たこ焼、トンカツなど子どもから大人まで人気のメニューを、卵・乳・小麦を使わないでつくれる「KAKOMUごはんシリーズ」を、2021年より、野菜と果実を贅沢に配合した濃厚な味わいの「お好みソース野菜と果実」を販売。

ケンミン食品株式会社

ケンミン食品株式会社

  • 1950年の創業当初から「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに」を使用しない、お米100%のビーフンにこだわり製造。2006年頃から食物アレルギーに関する取組を開始し、2008年にはライスパスタを発売。
  • 2022年にお米のめんで作ったグルテンフリーで本格的な中華麺を開発。お店で食べる本格的なラーメンの美味しさを再現した冷凍食品「黄金の鶏油しょうゆラーメン」、2023年に「鶏清湯のすっきり柚子塩ラーメン」、2024年に「鶏白湯しょうゆラーメン」を発売。乾めんの「GF中華麺(中太麺)」や「グルテンフリー醤油ラーメン」(スープ付き)を含めた5アイテムを通販サイト「GF RAMEN LAB」で販売。小麦原料を一切使わず仕上げている。
    「めんもソースもまるごとぜんぶGF(グルテンフリー)焼そば」も2022年8月に発売し、ラーメンと焼そばの冷凍食品4アイテムを展開。

株式会社永谷園

株式会社永谷園

  • 2003年、みんなが安心しておいしく食べられる商品を目指し誕生した「A-Label(エー・ラベル)シリーズ」は「卵・乳・小麦・そば・落花生・大豆」の原材料は不使用。現在、レトルトカレー、ふりかけなどを販売。
  • 同時期に発売を開始した「アンパンマンミニパックカレー ポークあまくち」は、「乳・小麦・卵・そば・落花生・大豆」不使用のカレー。10種の野菜入りで、温めず、そのままご飯にかけていただくこともでき子供に人気のキャラクターのパッケージを展開。この他、まぜこみごはんの素、粉末タイプのカレールーなど食物アレルギー配慮商品は13アイテムを販売。

日本ハム株式会社

日本ハム株式会社

  • お客様相談窓口に届いたお客様の切実な声をきっかけに、1996年から食物アレルギーに関する研究を開始。食物アレルギー対応商品や、アレルゲン検査キットを販売。2022年2月より、WEBサイト上で食物アレルギーに関する情報の発信および管理栄養士によるオンライン無料相談等を行うサービス『Table for All 食物アレルギーケア』の提供を開始。
  • みんなの食卓シリーズは、「おいしさに安心をそえて」というコンセプトのもと、「卵・乳・小麦・そば・落花生・えび・かに・くるみ」を使用しない食物アレルギー対応専用工場で製造。ハム、ウインナー、ハンバーグなどの食肉加工品や、山形県産のお米を使用した米粉パンなど、家庭用商品および業務用商品を全28アイテム販売。

ハウス食品株式会社

ハウス食品株式会社

  • 「食物アレルギーのあるお子さまと、大人も一緒においしく食べられる」をコンセプトに、ロングセラーブランドを冠したカレーやシチューを提供したいという想いから「小麦・乳・卵・落花生・そば・えび・かに」を使用しない調理型カレーやシチューの開発を開始。
  • 2014年に「特定原材料7品目不使用シリーズ」のバーモントカレー<中辛>、シチューミクス<クリーム>を発売。現在では完熟トマトのハヤシライスソース、はじめて食べるバーモントカレーやさしい甘口も販売。

 

ニュースリリース PDF