鶏肉フォーの簡単おすすめレシピーお鍋ひとつで作れるベトナム料理【基本の作り方】
ベトナムではおなじみの温かいお鍋一つで簡単!別ゆでなしでベーシックなフォーがお家で簡単に作れます。あっさりとした中に鶏の旨味が入ったスープが美味しい一品です。
●フォーとは●
ベトナム北部発祥でベトナムの国民食ともいわれ、米粉と水を練って作る平めんのことでライスヌードルの一種。ベトナムでは屋台やレストランなどさまざまなところで食べられており、地域や具材にによって作り方に違いがある。
● 地域の違い ●
ベトナム北部ハノイ:牛肉とネギをトッピングするだけのシンプルなものが多い。
ベトナム南部ホーチミン:スープも甘みと酸味のあるエスニックな味付けが多い。具材の種類も豊富で、ニラやコリアンダーなどの香菜、唐辛子などをトッピングする。
● スープの違い ●
フォーボー:牛肉入りのスープフォー。
フォーガー:鶏肉入りのスープフォー。
日本でも辛味が少ない、比較的食べやすいエスニックな味付けでレストランやコンビニでも非常に人気が高く、浸透しつつある。
材料(1人前)
フォーグルテンフリー:約45g | |
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鶏もも肉:50g | |
もやし:50g | |
たまねぎ:50g(1/4個) | |
青ねぎ:1本 | |
レモン・パクチー:適量 | |
水:500㏄ |
【A】砂糖:小さじ1/3(1g) | |
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【A】ナンプラー:大さじ1/2(9g) | |
【A】鶏がらスープの素(顆粒):大さじ1(7.5g) |
作り方
3
お好みでレモン、パクチーをトッピングする。
●鶏肉のフォーの歴史●
農業国ベトナムには農耕のための牛が豊富にいたことから、中国の「牛肉粉」という料理を参考にして、牛肉を食べる麺料理としてフォーが誕生しました。第二次世界大戦下(1939年頃)に牛が不足し、牛の代わりに鶏肉を使ってフォーがつくられはじめたそうです。ちなみに、フォーはもともと北部ハノイだけで食べられていた料理で、南部でも食されるようになったのは、1954年にフランスからの独立戦争が終結し、多くの人がハノイからサイゴン(現ホーチミン)に移住したからだといわれています。