経営企画室の仕事
 - 経営企画室 M.O. 2011年入社

主なミッションは経営者が思い描くイメージを具現化することです          

         

経営者とともに、会社の次の一手を最前線で考え、形にする、ケンミン食品の経営企画室はそんな部署です。

ビーフン製造の要であるケンミンタイでの経験

入社から8年目でケンミンタイへの赴任が決まり、まずは春雨を製造する機械の新規導入に注力しました。導入する機械は中国メーカーのものをベースにしつつ、職人技と呼ぶような部分の数値化、中国とタイの気候の違いの考慮、衛生基準のクリア、そして数々のテストを経て、導入までこぎつけました。そちらがひと段落してから次は焼ビーフンの製造ラインリニューアルの対応に携わり、ケンミンタイではおよそ3年勤務し、その後日本へ帰国しました。

タイでの経験が生きる現在の仕事

現地の作り方や設備をわかっているので、日本に帰国してからも新規開発の際にはこういう製品だと作りにくいかも?といったイメージができたり、ある程度感覚でわかるのは大きな意味を感じています。ここ最近での大きいプロジェクトとしてはグルテンフリーラーメンの開発がありました。グルテンフリーはアメリカなどで強く希望する声があり、当社としてはそういった声に応えたいとの思いでスタートしました。それ以外にも、パイロットプラントのレイアウト設計、米国向けの調査や認証対応、新製品の原価計算など多岐にわたる業務を担当してきました。

        

経営企画室としてのやりがい

ものができていくことに面白さを感じています。自分が直接かかわって、そこから製品になっていくのはやりがいを感じます。当社の経営企画室が向いているなと思う人は、マルチタスクで物事を進められたり、自ら考えて仕事ができるような人ではないでしょうか。ほとんどの仕事にはっきりとした道筋がないため、次にどうするのが最善か、自ら考えて仕事を進めるということが大事だと思います。

        

タイでの生活

自身が寒いのは苦手だったこともあってか、温暖な気候にはすぐに慣れました。食事は外食がメインでしたが、辛いものやパクチーが入っているものが多かったのでこういった食べ物が合うかが大事な気がします。ちなみに水道水は飲めませんので飲み水用の自販機での購入が必要です。住居は借り上げ社宅で職場まで車で40分くらいのところにありました。  

     

ある日のスケジュール

08:45 出社、メールチェック
09:00 朝礼、試作品の評価
10:00 設備メーカーとのウェブ会議
11:00 タイ工場との商品開発打ち合わせ
12:00 昼休み
13:00 米国向け製品のラベル表記の確認
14:00 ビーフン生産用の金型設計
17:30 退社