焼ビーフンの焼豚巻き
『シェフがつくるビーフンまかないレシピ』
~日本料理人が創るまかないビーフンレシピ~
中国菜 火ノ鳥
井上 清彦 シェフ
~井上 清彦 シェフより~
お箸でつまんで食べれる一口ビーフン料理です。
日本では沢山の麺料理、米料理があり、ビーフンはなかなか家庭で作る事が少ない料理です。(他の麺料理や白米中心になる為主食として出される事が少ない)
今回の様な使い方ですと、おかずに食べれたり、お酒のアテにと他の炭水化物と一緒に出ても気にならないと思い、少し変わった仕立てにしました。
材料(2~3人前 10コ分)
| ケンミン 焼ビーフン:1袋 | |
|---|---|
| 焼豚:8~10枚 (市販でOkです) | |
| 卵:4個 |
| サラダ油:10cc |
|---|
作り方
1
薄焼き卵をつくる。
※目安:大き目のフライパン(28㎝)で卵4個で2枚分、テフロンの方が綺麗に焼けます。
2
沸騰させたお湯に、焼ビーフンを入れ、80秒茹でてザルにあげる。
水気がある程度切れたら、バットに入れサラダ油を少量和えておく。
ビーフンの荒熱をとった後、30センチの長さの束にして冷ませば巻きやすいです。
3
焼豚を3㎝の長さ、1㎝弱の幅で切りそろえる。
薄焼き卵を3㎝の幅、10㎝の長さの長方形に切り、
焼豚をのせて巻いていく。
4
薄焼き卵で包んだ焼豚にボイルしたビーフンを巻き付け、
焼き色がつくまでフライパンで全体を焼いていく。
お皿に盛り付けて完成。
ひとさじ
メモ
ビーフンはあまり綺麗に詰めて巻くより、多少ばらけても丸い形にして焼いてしまえば固まりますので、綺麗に巻く事を意識しなくてもいいと思います。
ビーフンは出来るだけしっかり焼くのが良いです。
ご家庭でも出来るよう市販の焼豚で、
少し味が薄かったら
豆板醤 10g
醤油 20g
お酢 20g
砂糖 10g
ごま油 数滴
を混ぜたものにつけて食べてもらったら美味しいです。
井上清彦シェフ
「中国菜 火ノ鳥」シェフ
井上清彦シェフ
大阪中央区にある完全予約制、宮廷料理をルーツとする中国の古典料理の「中国菜 火ノ鳥」。食べログ中華料理WEST百名店2021にも選出される。その他、毎年食べログアワードに選出。予約が取れないお店としても評判高い。
