



米は大きく2種類に分けられます。日本で主に食べられている粘り気が多い“ジャポニカ米”と粘り気が少ない“インディカ米”です。ビーフンには粘り気の少ないインディカ米を使用します。インディカ米は北米・南米や東南アジアからインドやアフリカ地域にかけて生産されている品種です。世界で生産されている米の約8割はインディカ米です。ケンミン食品では、その中でもタイ産の良質なビーフンに最適な米を選んで使用しています。


ビーフンは、米を精米し、米をすりつぶして米粉にして、蒸す・押し出す・乾燥させる工程を経てつくられていきます。



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良質なインディカ米を選別し、精米・洗浄するところから始まります。
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大きなタンクに米を入れて、水を浸透させます。タンクは直径2m×高さ2m。一度に3トンものお米を浸漬できます!
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石臼状の機械で水と米を一緒にすりつぶし、ミルク状にします。
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ミルク状になったお米を脱水し、ケーキ状にします。さらに、それを砕き粉状にします。
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蒸し器で米粉 を蒸し、お餅のような状態にします。
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押し出し機で圧力をかけて押し、たくさん穴のあいた「ダイス」を通して、細長いめん状にします。
ダイスの穴が小さくギュッと圧力 が生地にかかるので、コシのあるめんになるよ。
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めんを竿にかけた状態でもう一度蒸します。米のでんぷん質によく熱をかけることで弾力がアップ!
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熟成庫で低温で4~8時間寝かせます。
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めんを調味液に浸漬して、めんに味を染み込ませます。この方法はケンミン独自の方法で、味付きビーフンは世界でもオンリーワンの商品です。秘伝の出汁で味付けをしたあと、食べやすい長さにカットします。





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型に入れて成形後、100度以上の高温、20分ほどの短時間で乾燥させます。
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規定の重量が入っているか、金属などが混ざっていないか、機械で チェックします。
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機械を使って自動で包装されます。
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最後は人の目でくまなく検査します。








